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元の生活とは!
2023-02-21(火)
NPOななうら
南房総地域のコロナ感染者はかなり減っているようです。
院長の体感では風邪症状を訴える患者さんもひと段落、花粉症のシーズンに突入しそうだとの話もありました。
手放しで喜べるわけではありませんが、5月の感染症法5類相当への移行に向けて明るい方向へと確実に動き出していると言えるのではないでしょうか?
高齢の患者さんと話していると「早く元の生活に戻ってほしい」とういう言葉をよく耳にします。
元の生活って何でしょうかね???
具体的にはマスクのない生活なのでしょうか?それとも、旅行や会合を自由に行える環境でしょうか?
どちらも当てはまると思いますが、核心は同調圧力を受けない生活を指すのではないでしょうか?
というのも、果たしてコロナが5類になったとてこの3年間縛り付けられた行動様式が急変するのはとても考えにくいと思うのです。
その逆もしかりでコロナによって簡素化されたものは数知れずで、必要性の少ない会合など慣例的である種惰性でやっていた物が淘汰されたことで煩わしい行事が消滅してくれたという楽を味わってしまった人間がそれらを「元」に戻すか?と言ったら戻ってほしくないのが本音の人も多いかと。
つまるところ人間はルーティンを崩されるのを嫌う生き物で、この3年で新たに生まれたルーティンも変えたくないと、「元の生活」というのは何も考えずに平和に気ままに生きられる生活を指すのではないかと考えます。
元々団体行動を重んじる教育を推奨してきた日本は潜在的に同調圧力や集団圧力を肯定せざるを得ない思考の人間が多く、コロナによってより鋭利な同調圧力が日本中に広がり窮屈な生活を強いられていると感じている。そんな思いをしている高齢者の方々がもういい加減解放してほしいと呟いてしまっているのではと個人的に思っております。
高齢者の方々は好景気も味わっていらっしゃるので余計にこの縛られた生活が耐えがたいのだと思います。
では子ども達はどうでしょうか、、、長引く不況の中での生活に追い打ちをかけるようなコロナ禍。メンタルへの影響は計り知れないかと。。。既にマスクの弊害でコミュ力が落ちてきているというデータも目にしました。
何が言いたいのかまとまらなくなってきましたが、懸念材料は多いです。
5月以降、少しでも子ども達が期待を持ってくれるような日本になるように我々大人たちが頑張らないといけませんね!
現場からは以上です。
お読みいただきありがとうございました。
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